トップ > 代表あいさつ

Owner Message
代表あいさつ

Owner Message

人とアートを繋ぎ、
新たな物語を紡ぐ。

オーナー 安武 良祐

アートを媒介とした
自由なコミュニケーションを通じて
新たな価値を創造する場がここに。

 アートフォーラム千のホームページにご来訪いただき、誠にありがとうございます。
当フォーラムは平成21年9月1日、福岡市中央区輝国の地にオープンして以来、
様々なアーティストの皆さんに発表の場を提供し、アートを媒介として人々のつながりを育む活動を続けています。

 私はこれまでライフワークとして絵画の研究を行ってきました。
具体的には、50歳を過ぎた頃、一念発起してかねてからの念願であった美術大学に入学。
会社経営の傍ら絵画の研究を行い、さらにそれを深めるため大学院に進学しました。
多くの美大生や作家の方々と関わる中で、私は個展を開くことや絵画で生計を立てることがいかに大変であるかを知りました。
「この実情を何とかできないか」「発表の場、コミュニケーションの場の提供を通じてアーティストの皆さんを応援したい」。
そうした思いで、私はアートフォーラム千を立ち上げたのです。

 フォーラムとはもともと「古代ローマ時代の集会の広場」のことで、
「一つの話題に関して出席者全員が参加して行う討論」という意味で使われる言葉です。
その次に続く「千」という文字は「人」と「一」を表し、人は集まって何かを一つから始めるという意味を持つといわれています。
「千」にかかわる字句として、「千載一遇」という言葉があります。
この言葉は千年に一度遭遇するほどのめったにない好機会を意味し、人に出会いの御縁、不思議を感じさせられます。
そこで私どもはこの空間を単なる画廊ではなく、
人が集まって自由にコミュニケーションを図ることのできる出会いと交流の場にしたいと考え、
「アートフォーラム千」と名付けました。

 私どもでは、無名な人でも、個展を開くのが初めての人でも気軽に利用できる
「敷居の低いギャラリー」として認知してもらうことを念頭に置いています。
プロ・アマの垣根はありません。彫刻であれ、絵画であれ、アートに関わっていこうとする方であればジャンルを問わず大歓迎です。
また私は料理や飲み物もある意味で芸術だと思っています。ですから例えば「創作料理を発表したい」だとか
「自分が作った美味しいカクテルを飲ませたい」という方がいれば、この場所を大いに活用してほしいと願っています。

 これからもアートフォーラム千は、人と作品、人と人をつなぎ、
ここに集う多様な人々とのコミュニケーションを通じて新しい価値を創造し、
育んでいきたいと考えています。

当ギャラリーへのお問い合わせはこちら